Hokkaido Society for Children

子どもロジー VOL.22

子どもロジー VOL.22

2018年8月25日発行 第22回研究大会集録

【巻頭言】北海道子ども学会 会長 大場信一

第22回大会テーマ「子どもを育む『協働』をめざして」」
都市化や核家族化、少子化などの社会環境の変化の中で、子育て不安や育児困難は深刻化しています。地域の子どもは減少し、養育者にとって、「孤独な育児」を余儀なくされている昨今です。それは、とりもなおさず、子ども自身の成長・発達にも大きな影響を与えていることが懸念されます。
第22回大会では、子どもを取り巻く社会的環境に目を向け、子どもの発達を支えている周辺的な存在のありようを考察していきたいと考えています。具体的には、子どもと他者との関係性、家族とのかかわり、社会的なやりとりを丁寧に分析することで、子どもを育む個々の資源や力をよりよいものに発展させていくことが重要になると思われます。子どもの養育者、地域の社会資源、子どもを支えるネットワーク等々、子どもの育つ環境には種々の事物や条件が備わっていますが、一人の子どもをめぐって、誰がどのような方法で、子どもとの関係性を構築していくのか、また、協働することによるエンパワーメントを検討することが必要になります。

[記念講演会]

乳幼児期におけるアタッチメントと非認知的な心の発達
遠藤利彦氏(東京大学大学院教育学研究科 教育心理学コース教授)

[ポスターセッション]

妊娠前からの子育て支援の必要性 〜短期大学生への質問紙調査を通して〜
塚本久仁佳(釧路短期大学)

地域で子どもの育ちを見守るという事 〜こども食堂の実践より〜
安田香織(NPO法人 子どもの未来・にじ色プレイス)

幼児・高齢者複合施設での異世代間交流にみる互恵性 ―保育者の意図・目的を中心に―
德田多佳子(日本女子大学大学院家政学研究科)
請川滋大(日本女子大学)

子どもを取り巻く現状を可視化する 〜大会ポスターデザインの取り組み〜
川部大輔(北星学園大学短期大学部)

[実践講座]

やっぱり遊びは楽しい! 遊びを通してその意義を考察する
中村孝博(札幌市立かっこう幼稚園)

[分科会]

分科会A いま定時制高校に求められているもの

分科会B 現代の育児事情 ―「見せる育児」とイベント化
企画者・発表者:藤原里佐(北星学園大学短期大学部)

分科会C 男性保育者(スタッフ)たちの今
企画者:小田進一(北海道文教大学大学院こども発達学研究科)

[投稿論文]

不登校、「学校復帰ありき」に変化の兆し
野村俊幸(函館臨床福祉専門学校・北海道教育大学函館校非常勤講師)

幼児同士の会話と保育者の関わりの分析から 〜保育の質についての一考察〜
差波直樹(八戸学院大学短期大学部 幼児保育学科)
菅原由美(札幌市立はまなす幼稚園)
小寺由乃(札幌市立はまなす幼稚園)

食物アレルギーの保育所給食対応と保護者の要望 ―栄養士の配置別による検討―
杉村留美子(酪農学園大学農食環境学群)
酒井麻那(酪農学園大学農食環境学群)
小林祥子(酪農学園大学農食環境学群)
古郡曜子(北海道文教大学人間科学部)

[北海道子ども学会から]

【資料】会則・学会設立の趣旨と入会の呼びかけ・研究の構造・子どもロジー投稿規定・役員・編集後記

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