Hokkaido Society for Children

子どもロジー VOL.16

子どもロジー VOL.16

2012年8月25日発行 第16回研究大会集録

【巻頭言】北海道子ども学会会長 大場信一

第16回大会テーマ「変わる子ども、変わらぬ子ども一子どもの危機と可能性」
本学会は北海道の子どもを対象に研究を進め、発足して16年が経ちました。その間、時代はどんどん変化しています。少子化、育児不安、学力低下、不登校、いじめ、非行、犯罪、虐待、貧困、格差社会などなど。今、子どもと大人、そして環境についてこれまでにない多様性が出てきたのではないでしょうか。
さまざまな地域で子ども学会が設立しております。また多くの大学で「子ども学科」が開設となっています。「子ども学」がこうした子どもの諸問題の解決への可能性があるとの期待の表れだと思います。しかし現状は、多くの大人、研究組織、マスコミ、大学で子どもの危機を叫んでみても、問題は改善されていないようです。
私たちは改めて「問題の解決」を模索していく必要を感じます。その視点は何か?
「子ども」を発見し、「子ども観」を捉え直し、「子どもを育てる」とはどういうことかの問い直しが必要なのだと思います。
そこで今回、「子ども学とは何か」「子ども学の可能性」について皆様と考えていきたいと思います。講師に奈良女子大学名誉教授の浜田寿美男先生をお招きしました。浜田先生は長年にわたり「生きた心理学」を提案し続けている先生です。社会、学校、家族の中で、子どもをどう考えていくのか、ご示唆いただきます。

[講演]

子ども学の可能性/浜田寿美男氏(奈良女子大学 名誉教授)

[ポスターセッション]

特別な配慮や養育困難を保育者はどのようにとらえているか
発表者:伊藤克実(大谷地たかだ保育園 園長)

定時制高校の現在一学校という名の居場所
発表者:兒玉沙綾(北海道教育大学札幌校大学院 養護教育専攻 修士2年)

軽度発達障害児の障害受容
発表者:佐藤詩織(北海道教育大学札幌校 養護教育専攻4年)

[分科会]

分科会A 新システムとこども園構想から見える子どもの危機と可能性
企画者:中村孝博(札幌市立かっこう幼稚園 教諭)
発 表:伊藤克実(大谷地たかだ保育園 園長)

分科会B 大震災の被災地における子どもの危機と可能性
企画者:山内太郎(札幌国際大学短期大学部 幼児教育保育学科)
発 表:片岡徹(北星学園大学 文学部)

分科会C 保健師による新生児訪問の意義と効果、家族に見える子どもの危機と可能性
企画者:藤原里佐(北星学園大学 短期大学部)
発 表:島睦美(苫小牧市 母子保健係 主任保健師)

【資料】会則・学会設立の趣旨と入会の呼びかけ・研究の構造・子どもロジー投稿規定・役員・編集後記

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