Hokkaido Society for Children

子どもロジー VOL.15

子どもロジー VOL.15

2011年8月20日発行 第15回研究大会集録

【巻頭言】北海道子ども学会会長 尾谷正孝

第15回大会テーマ「子どもの “じりつ” を考える」
一般的に「自立」は、他の助けなしに自分の力で物事を考え実行できることを指し、身辺自立、経済的自立、精神的自立、社会的自立などがあると言われています。一方で、自分の立てた規律や規範に従って行動するという意味の「自律」もあります。そうした定義については講演者の渡辺先生からご示唆していただきます。また変わる社会と変わる家族という視点から新しい家族像を提示していただき、子どもの「じりつ」を考えていきます。また、子ども自身の育ちや大人のかかわり方について語っていただきます。それを受けて分科会では3つ(4つ)の視点で「じりつ」を考え、それぞれに話題提供者からご自身の実践や研究をお話していただき、その話を基に参加者の皆様と議論していきたいと思います。毎回好評のポスターセッションですが、今年も皆様からの発表を募集しました。今年は会場の設営、発表時間、質疑応答時間など、それぞれゆとりをもった配分にしました。

[講演]

現代家族のありかたと子どもの “じりつ”/渡辺 秀樹氏(慶應義塾大学文学部 人間科学専攻教授)

[ポスターセッション]

「保育援助論」再考Ⅰ -保育者の幼児理解はどこまで可能か-
発表者:請川滋大(日本女子大学 学家政学部児童学科)

青年期女子の自立意識について -幼児期のあそび・生活体験との関連-
発表者:深浦 尚子(札幌国際大学短期大学部 幼児教育保育学科)

幼稚園での自由遊び場面における高機能自閉症児に対する社会的スキル指導
発表者:吉川和幸(札幌大谷大学短期大学部 保育科)・金子有香(札幌北幼稚園 教諭)

子どもの運動遊びと心身の健康
発表者:吉村 実保(札幌学院大学大学院 臨床心理学研究科修士2年)

多文化保育の現状と課題 ーブラジル人児童を中心としてー
発表者:品川ひろみ(札幌国際大学短期大学部 幼児教育保育学科)

発達障害の子どもの食育と行動の修正について(仮)
発表者:尾谷正孝(NPO法人平岸りんごの家理事長)・八木田幸子(NPO法人平岸りんごの家サービス管理責任者)

[分科会]

分科会A 食育と自立~乳幼児の育ちの視点から
企画者:伊藤克実(大谷地たかだ保育園 園長)
発表:吉野牧子(元モエレはとぽっぽ保育園栄養士)

分科会B 教育現場から見る子どもの “じりつ”-経済的条件をめぐって
企画者:山内太郎(札幌国際大学短期大学部 幼児教育保育学科)
発表:大澤真平(北海道大学大学院教育学院 博士課程)

分科会C 子どもの人権から考える-大学生の目から見た現代の子ども
企画者:藤原里佐(北星学園大学 短期大学部)
発表:片岡徹(北星学園大学 文学部)

分科会D 保育における遊びとじりつ
企画者:中村孝博(札幌市立らいらっく幼稚園 教諭)
発表:山口宗兼(北海道文教大学 人間科学部こども発達学科)

[投稿論文]

小学校との連携を意識した幼稚園教育 ―就学前に必要な経験とは何か―/請川滋大(日本女子大学)

資料
編集後記

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